MacBook Proがもうすぐ丸4年

今使ってるMacBook Pro 13インチはearly 2011モデル。つまりもうすぐ丸4年経とうとしている。

昨年11月下旬頃に一度起動しなくなったことがあって、焦った。いろいろネットで調べて、リカバリーモード(⌘コマンド+R押しながら起動)というやつを試したら起動できたので、Time Machine使って無事復旧し、事なきを得た。

それにしてもこういうトラブルの時でも、iPhoneがあればすぐネットに頼ることが出来るというのはありがたいことだよなあ。昔はMacがネットに繋がらないと対処方法調べるのも一苦労だった。

さて、今後もこういうトラブルが起こらないとも限らない。そろそろ買い換え時か?とAppleのサイトを見ていろいろ調べてみたが…

どうも代わり映えがしない(・_・)ウーン

MacBook Pro 13インチモデルに関しては、Retinaディスプレイになったこと、ストレージがSSDになったこと、Wi-Fiが801.11acに対応したこと、ハッキリ進化したと言えるのはこの3点くらい。デザインは相変わらずアルミユニボディだし、CPUもデュアルコア i5でクロックアップはしてるもののあんまり変わってない。非Retinaモデルも併売されてるけど、これはどうやら旧モデルを安く売ってるものらしくストレージもHDDのままでますます代わり映えしない。

Super Driveが無くなっている(外付け別売り)ことや、メモリーオンボードモリーのみで購入後の増設不可という点はむしろ改悪とも言えるのではないか。拡張性を犠牲にし光学ドライブ廃止することで軽量化というメリットはあるんだろうけど、それはAirに任せればいいのでは?MacBook ProAirの差がなくなったら意味ないじゃん、と思う。

私のMacBook Pro 13インチ 2011モデルは、「購入時にメモリーは積めるだけ積んどけ」という先人の教えに基づきメモリーは8GB積んである。ストレージはHDD360GBだけど今の私の使い方だとまだ一杯になることは無さそう。起動しないというトラブルも一回出ただけでその後は調子いい。てことはまだまだいけるってことだ、たぶん、おそらく。

噂ではMacBook Airがもうすぐ新型になってRetina化されるらしい。今の円安レートが反映されるとMacBookシリーズ全体の価格見直し、値上げもありそう。値上げが来る前に現行をポチるか?という誘惑も無いわけではないが、今後魅力的な新型が出ることを期待して今はコイツでもう少し頑張る。

寄生獣は深津絵里さんがいい仕事してます

寄生獣を見てきました。(ややネタバレありです)


原作のコミックスを弟が持っていたので読んだことはありますが、かなり昔に読んだっきりなので細部は忘れちゃった…という状況。敢えてあまり予備知識入れずに見に行きました。

結論から言うと面白かった!完結編も見に行きたいと思える出来でした。
グロ過ぎたらどうしようと思いましたがGANTSよりは出血少なめで大丈夫でした。

主演の染谷将太くんは原作のシンイチくんよりもオタクっぽい雰囲気。しかし映画版の脚本ではシンイチ君は美術部員という設定なので、これでいいのだと思う。後編では野性的な顔をもっと見せてくれるといいな。

シンイチの相棒、右手に寄生するミギーの声は阿部サダヲさん。コミカルすぎるという声もあるようだが、私はとくに気にならず。ミギー可愛いよミギー。

あまちゃんのユイちゃん、橋本愛ちゃんはシンイチの彼女、村野里美役。予告見ると後編の方が見せ場多そうで楽しみ。橋本さんは今回人間の役だけどパラサイト役も似合いそう。何年か後、別の機会に田宮みたいな役もやって欲しい。

シンイチの母親役はベテラン余貴美子さん。高校生の母親としてはもう少し若い女優さんが良かったのでは?という気もするが、高校生役やってる役者さんたちが実際は20代だったりする(染谷くんは22才、東出昌大くんは26才)のでバランス的には余さんでも全然ありかと。

シンイチの敵、島田役が東出昌大くん。背が高くて迫力あるし不気味で良かったんじゃないかと。途中からあまり顔映らないんだけどアレもちゃんと彼が演じてるのよね?役者さんも大変だなあ。

そして、今回一番いい仕事してたと思うのが田宮良子役、深津絵里さん。無機質な表情と低い声にゾッとさせられた。原作のイメージだともっとキツい顔の女優さんのほうが合ってる気がするのだけど、深津さんの演技を見せられてしまってはもう深津さん以外に考えられない。

白眉だったのは田宮良子が両親と会うシーン。「違う、良子じゃない…!誰?」良子の異変に気付いた母親(田島令子さん)が怯えた目で良子を見ている。ここで黙って見つめ返す深津さんの表情が絶妙なのです。もののけの顔でもあり、「ああ、この人にはかつて田宮良子として人間らしく暮らしていた時間があったのだなあ」と観客に想像させる顔でもあり。(パラサイトに乗っ取られる以前の田宮良子の暮らしぶりがどうだったのかは映像ではいっさい出てきませんが。)

この深津さんの演技を見るだけでも劇場で見る価値有りです。

原作に思い入れが強すぎる人からすると「あのエピソードがないなんて」とかストーリーに不平不満もあるようですけど、前後編(およそ2時間×2)にまとめようとするとそりゃあ省くところも出るわけで、私は特に問題なく楽しめました。見て良かった。

私もミギー寄生してくれたらスーパーデンティストになれるかもなぁ(^^ゞ

かつてはアニメオタクだったのだけど…

実写版「進撃の巨人」がキャスティングからしてトンデモ映画の予感…。そんな中アニメの「進撃の巨人」の劇場版を観てきました。

ジブリ、ディズニー以外のアニメ映画って一般人はあまり見に行かないと思うのです。かくいう私もかつて(ガンダムで言えばファーストガンダムからZZあたりまで?)はアニメオタクだったものの最近のアニメにはとんと疎い。ここ10年くらいで劇場まで足を運んでまでジブリ、ディズニー以外のアニメ映画見たのは、友人に誘われていった「名探偵コナン」と「おおかみこどもの雨と雪」くらいかな。エヴァも劇場では見てない。子供がいたならドラえもんやらポケモンやらプリキュアの映画を見に行くこともあるのだろうが、それもない。

というわけで久々に見たアニメ映画「進撃の巨人」。ちなみに原作既読です。立体機動装置使ってのアクションシーンはスピード感があって素晴らしい。一方でアニメ独特の感情表現というものを久々に見ると結構違和感あるものだなあ、と思ってしまった。例えば感情の揺れを表現するのに黒目のところをフルフルさせる演出とか、涙を流しながらぎゅっと目を閉じると涙の水滴が四方八方にプワァ〜ッと散る演出とか。暗黙の了解のもとアニメ独特の表現として常々当たり前のように行われている演出方法に違和感を感じてしまったのだ。

かつては何も思わなかったはずなのに。私はつくづくアニメから離れてしまったんだなあと実感してしまった。

アニメが何も実写と同じようにリアルになる必要はないと思うし、アニメ独特の表現もあっていいと思うのです。でも、なんていうか、型にはまってしまうのもどうなのかな、と。

「偉そうに何言ってんの?じゃあアンタはどういうのがいいと思ってんの?対案を出せよ!」と言われるとぐうの音も出ないのですが…。嫌なら見るな!って話ですよね。はい、すいません。

世にも奇妙な物語 2014年秋の特別編

  • サプライズ

多部未華子主演。彼氏が多部ちゃんを喜ばせるためサプライズを仕掛けるが、それがどんどん笑えない悪趣味なものになっていき…というお話。ストーリー自体は不明瞭な点が多く、ホラーっぽいシーンをとりあえず繋げてみました、という感じ。ただ、私自身もテレビのドッキリ等人を驚かせてその反応を面白がるという番組は悪趣味だと思うし好きじゃない。だから「サプライズ」に潜む人の悪意を具現化したという点では良かった。

  • 走る取的

筒井康隆原作。仲村トオルとその友人が居酒屋で居合わせた相撲取りに目をつけられ、怖くなり店を出て逃げ出すが相撲取りが追いかけてきて…というお話。相撲取りがなんで追いかけてくるのかよく分からないところがかえって不気味。忘れ物を届けようとしただけとかそういうオチかと思ったらそれも違って、理不尽なことに二人ともやられちゃう。全速力で走る相撲取りという絵面が面白かった。

  • 未来ドロボウ

年老いた富豪が若い男子学生の肉体を得るために、人格交換を申し出て…というお話。藤子・F・不二雄原作だそう。花子とアンの石炭王こと吉田鋼太郎神木隆之介と入れ替わるというお話。つまり吉田さんが神木君風に若者言葉を喋り、神木君が吉田さん風に威厳ある物言いをする。ふたりの演技力を堪能できただけで満足。ストーリー自体は今となっては既視感あり。

  • 冷える

若村麻由美主演。スーパーで働く主婦がある日冷凍庫に閉じ込められ…というお話。若村さんの演技を堪能できたのは良いのだが、まさかの夢オチ。どうせなら熱さを感じない体質を生かして消防士になりました、というところでENDにしておく方が良かったのではないか。

  • ファナモ

ファナモとはウンコに代わる人工排泄物のこと。2025年、多くの人が手術を受けてファナモに移行しており、男(平山浩行)は彼女(戸田恵梨香)にファナモを勧めるが…というお話。平山浩行さんがファナモ(黒い棒)をズボンの中から取りだして「別に汚いものじゃないんだよ?」と熱弁したり、戸田恵梨香ちゃんがファナモの施術を受けたあと最初のファナモを医師が見て「ファーストファナモですね」(にっこり)と言ったり、ファナモが出るときスポンってイイ音がしたり、とにかくゲラゲラ笑いながら見た。最後のオチはファニスとマギナスw(おそらく人工ペ○スと人工ヴァ○ナ)
いやー、面白かったわ。これサイコー。


今回、総じて最近の中では面白い方だと思った。あとはファナモが全部持ってったw 下ネタってやっぱ面白いのよね。

御嶽山噴火

今年の夏は雨が多かった。お盆の期間中もほぼ雨の予報だった。しかし、かろうじて8月13日だけ晴れるとの予報。山へ行きたい!私は朝4時前に家を出て車を走らせた。向かった先は王滝村。そう、御嶽山の登山口のある長野県王滝村だ。

3000m級の山でありながら日帰り可能な山、御嶽山。一日だけしか晴れ間が見込めない時にはうってつけの山だ。登山口近くの田ノ原駐車場は8時前でもう満車状態。かろうじて端っこに車を止めて、登山開始したのは8時15分頃。

いい天気だった。薄い酸素に息を切らしながらも頂上の剣ヶ峰に着いたのは11時半頃。御嶽神社社務所前のスペースは登山客でいっぱい。私は社務所の北側、ニノ池が眼下に見える岩場に腰を下ろして昼食のおにぎりを頬張った。

食べ終わって、社務所付近に戻り、「さっきも写真撮ったけどもうちょっと写真撮っておこうかな」と何枚か写真を撮った。

写真を撮り終え、下山開始したのがが12時頃。

念のためもう一度書いておくが、これは8月のお盆休みのお話。

もしあの日、9月27日に、上記と全く同じタイムスケジュールで登っていたとしたら、私はまさに噴火時刻(11時52分)、頂上の神社付近にいたことになるのだ。正直、ぞっとした。

夏に登ったとき、御嶽山が噴火する可能性なんてみじんも考えていなかった。八丁ダルミ付近で硫黄臭を感じたときに、ああ、ここは火山なんだなあと感じたくらいで。(これは別に噴火の前兆というわけではなく、いつものことらしいが)

その後、9月12日頃だったか、Yahoo!のヘッドラインに、御嶽山火山性地震の回数が増えているというニュースが出ているのを見てびっくりして、「え?そうなの?それじゃ御嶽山しばらく登らない方がいいかもなあ」と思っていたところだったのだ。

紅葉時期。
土曜日。
晴天。
昼食時。

最悪のタイミングで御嶽山は噴火した。せめて火口付近立ち入り禁止にしておけば少しは被害を減らせたのではないかと思う。結果論かも知れないが。

東海地方からも多くの犠牲者が出ており、本当に他人事とは思えない災厄。

生死を分けたのは運によるところが大きいと思う。しかし案外年配の方の死者が少ない印象。テルモスおばさん(社務所の庇の下に逃げてザックを頭に乗せた、ザックの中のテルモスが潰れてた、と語ってた方)のように、とっさの時の知恵がすぐ浮かぶかどうかという点で、人生経験豊かな方のほうが多少有利だったのかも知れない。

もし自分がその場にいたとして、とっさにそういう行動を取れたかどうか、自信ないなあ…。

災害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げ、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。そして今日現在行方不明の方がまだ12名。一刻も早く発見されますように。

頭の痛いこと

気がつけば7月。今年の梅雨は当地では雨が少ない。しかし気温の差が激しいのでどうも疲れる。

仕事のほうで、A氏の取り扱いに困っている。どうもいろいろ“分かってない”のだ。

まず患者さんとの会話がヘタ。一見流暢に説明しているように見えるのだけど、実は会話が患者さんとかみ合ってなかったり、話は長いが要点が分からなくて誤解を招くような言い方が多かったりするのだ。(彼の書いたカルテも同様に分かりにくい)

あと時間がかかる。まだ若いので経験が足らないぶんベテランと同じように行かないのは分かるが、それにしても要領が悪いのだ。先程書いたように説明が長いのでまず処置開始までに時間かかる。丁寧な説明と言えば聞こえはいいが、長けりゃええっちゅうもんちゃうし。処置開始後もいちいち時間がかかる。これも丁寧にやってるといえば聞こえはいいが…。事前に治療の流れを考えて、計画たてて治療を進めるということができていないのだ。行き当たりばったり、その場しのぎ。そして予想外、見込み違いのことが起きて、慌ててまたトンチンカンなことをする。

これらのことを何回か注意しているのに、いっこうに成長が見られない。治療計画に関して分からないときは上のドクターに聞きに来なさいと言ってるのだけど、あまり来ない。おそらく、自分ではその治療計画でイケてると思ってるのだ、始末の悪いことに(´ ヘ`;)。あとでトラブルが発生して結局こっちが尻ぬぐいするはめになるのに。今は周りのものが軌道修正してるけど、今後彼がひとりでやっていくことになったらトンデモなことやりそうで怖い。本はよく読んでるし知識はある。しかし実践は別なのだ。

スタッフからの信頼もなくて、今や後から入った後輩君の方が頼りにされている状況。この後輩君は分からないときはマメに聞きに来るし、メモ取るし、素直だし、ちゃんといい子に育ってる。

A氏の最大の問題点は、患者さんに対し無関心なこと。後輩君の方がよほど患者さんのことを覚えているし、「この前僕が診た人、あのあと大丈夫だったかなあ、痛くなってないかなあ」と、患者さんのことを気にかけている。A氏はあまりそういう心配をしてなさそうに見えるし、自分が診た患者さんの名前や顔をあまり覚えてないようだ。患者さんにに対する責任感が薄い。

もう人格からして問題有りなので彼を根本的に変えるのは難しい気がする。こちらとしてはなるべく指導、監視していくしかないが、本音を言えばもう尻ぬぐいは疲れた…。ここを辞めてご実家を継ぐならドーゾお早めに。

MINIクラブマンタイヤ交換

走行距離8万km越えの我がクラブマン、点検の結果バッテリーやタイヤ等を交換することになった。ディーラーに預けてるあいだ代車で暮らすことに。今回の代車はMINIクロスオーバー、ONEの6AT、色はブラック。デカイけどかっちょいい。

クロスオーバーを運転してて思ったこと。

  • 車高高い!クラブマンだと周りのデカイ車に見下ろされる感じだけど、クロスオーバーだとタメ張れる(笑)感じ。
  • 静か!静粛性はクラブマンより高いね。てゆうかクラブマンがうるさいんだけどね。
  • 乗り心地がいい!足回りが柔らかい。クラブマンはとくに低速域で乗り心地悪いです。
  • 重心高い!クラブマンと比べるとフワフワしてる。ブレーキ踏むとノーズダイブ。昔乗ってたRAV4を思い出す。
  • 思ってたよりは取り回ししやすい。最小回転半径がクラブマン(5.5m)よりさらに大きい(5.8m)ということ、車幅がクラブマン1685mmに対しクロスオーバー1790mmということで、若干クラブマンより気を遣うが、慣れれば何とかなりそうなレベル。
  • 思ったより出足重くない!車重がかなりあるのでONEの98psのエンジンじゃ非力かなと思ったが、出足は普通に滑らか。4人乗車で山道を登るとか、高速でガンガンに飛ばすとかハードな状況じゃない限りそう困ることはなさそう。


総じて、MINIらしさは外観&内観のデザインのみ、中身はしっかりしたファミリーカーという印象。自分が欲しいかと言われれば…うーん、全幅がやっぱデカイよなあ。この全幅を許容できるなら何もMINIでなくてもフォレスターとかでもいいわけで。

MINIは小さいのにしっかりしてるってとこが良いのに。新型の3代目MINIも全幅が1727mmと3ナンバーになっちゃって、たかが数センチのこととはいえ何か方向性に不安を感じる。新型クラブマンに至っては全幅1800mm越えになるという噂だし…。

代車に別れを告げ、自分のクラブマンを3日ぶりに運転してみて、クイックな反応に思わず笑みがこぼれた。やっぱ楽しいのはこっちだなあ。積極的に買い換えたいと思う車が出てくるまでは大事に乗りたい。