かつてはアニメオタクだったのだけど…

実写版「進撃の巨人」がキャスティングからしてトンデモ映画の予感…。そんな中アニメの「進撃の巨人」の劇場版を観てきました。

ジブリ、ディズニー以外のアニメ映画って一般人はあまり見に行かないと思うのです。かくいう私もかつて(ガンダムで言えばファーストガンダムからZZあたりまで?)はアニメオタクだったものの最近のアニメにはとんと疎い。ここ10年くらいで劇場まで足を運んでまでジブリ、ディズニー以外のアニメ映画見たのは、友人に誘われていった「名探偵コナン」と「おおかみこどもの雨と雪」くらいかな。エヴァも劇場では見てない。子供がいたならドラえもんやらポケモンやらプリキュアの映画を見に行くこともあるのだろうが、それもない。

というわけで久々に見たアニメ映画「進撃の巨人」。ちなみに原作既読です。立体機動装置使ってのアクションシーンはスピード感があって素晴らしい。一方でアニメ独特の感情表現というものを久々に見ると結構違和感あるものだなあ、と思ってしまった。例えば感情の揺れを表現するのに黒目のところをフルフルさせる演出とか、涙を流しながらぎゅっと目を閉じると涙の水滴が四方八方にプワァ〜ッと散る演出とか。暗黙の了解のもとアニメ独特の表現として常々当たり前のように行われている演出方法に違和感を感じてしまったのだ。

かつては何も思わなかったはずなのに。私はつくづくアニメから離れてしまったんだなあと実感してしまった。

アニメが何も実写と同じようにリアルになる必要はないと思うし、アニメ独特の表現もあっていいと思うのです。でも、なんていうか、型にはまってしまうのもどうなのかな、と。

「偉そうに何言ってんの?じゃあアンタはどういうのがいいと思ってんの?対案を出せよ!」と言われるとぐうの音も出ないのですが…。嫌なら見るな!って話ですよね。はい、すいません。