車でiPhoneの音楽を聴くために

iPhoneをカーオーディオで聴くために、これまでケンジントン社のLiquid AUX for iPhone and iPodという製品を使ってきた。iPhoneのDockコネクタにケーブルを一個差し込めばカーオーディオへのAUX出力ができて、同時にiPhoneの充電も可能という製品。

しかしiPhone5sに変えたら端子がDockじゃなくてLightningに変わってしまい、ケンジントンのが使えなくなった。ケンジントン社さんがLightningコネクタ対応のを出してくれてれば即買いだったのに、出してないみたいで。仕様をころころ変えるAppleに嫌気がさしたのかな?(笑)

そこでLogitecの製品(Lightningコネクタ対応)を買ったが音質がダメダメだった。音がこもっていてヘン。うーん、これはちょっと。私のカーオーディオとは相性悪かった。Amazonのレビュー見ても評価割れてるから、私だけじゃないみたいだ。

で結局Logitecのは友人にタダであげて、自分はDockとLightningの変換コネクタを買ってケンジントンのを使い続けることにした。

しかしそのケンジントンのがいよいよ寿命みたいでケーブルが駄目になってきた。今にも断線しそうでキケンな状態。

Logitecはもう買いたくないが、“Lightningケーブル経由でAUX端子に音楽を出力できて、なおかつ充電も同時にできる製品” は現状Logitec一択の模様。うーむ。やはり各社とも仕様をころころ変えるAppleに(以下略)

理屈では直結が一番音質の劣化が少ないはずなので、こだわって探していたのだが、やむを得ない。直結は諦め、Bluetooth接続のものにしてみようとAmazonでいろいろ物色。Belkin社のやつが良さげだったんだけど、Bluetoothのバージョンが古いということで将来性に不安を感じ断念。

ということで買ったのがプリンストン社のBluetooth対応FMトランスミッターPCK-FMBT2という製品。FMトランスミッターというくくりで売っているがAUX接続もできるのだ。

iPhoneとはBluetoothでペアリングさせて、カーオーディオとはAUX端子で接続。USB端子にLightningケーブル差し込めば充電もできる。(製品にはLightningケーブルは付属してないので別途用意する必要あり)。USB端子は型番PCK-FMBT2なら2個ついてる。PCK-FMBT1は1個。

さて音質は、と聴いてみると、若干クリアさに欠けるがクセが無くて走行中の車内で聴くぶんには問題ないレベル。必要十分かと。

Bluetoothでのペアリングはいちばん最初に1回やっておけば2回目以降はオートペアリング。

車のエンジン始動時にはiPhoneを操作し再生ボタンをタッチする必要があるが、エンジンオフにするとiPhone側も停止してくれる。(※追記:本体側面の受話器マークのボタンが再生/停止ボタン兼ねてるみたいで、エンジン始動時iPhoneをいじらなくても、この受話器マークボタン押せば再生スタートするようです。)

強いて言えばもうちょっと音量が大きければなあ、と。デフォルトではFMラジオとの音量差がかなりあった。iPhone側(iTunes)の再生音量を(maxを100と仮定して)80%くらいにあげて、なおかつカーオーディオ側でもソースによる音量レベルをそろえるよう調整したらだいぶマシになったが。

Bluetooth接続の利点は(充電のこと気にしなければ)コードレスでOKなこと。例えば後部座席からでも音楽をカーオーディオに飛ばせる。あと、iPhoneじゃ無くて他のスマホでもBluetooth機能があればOKで、端子形状を問わないのも魅力。まあ私は今後もiPhone以外買わないと思うけど。

あと、このプリンストン社の製品はFMトランスミッターもついてるのでAUX端子のない車でも使えるのもメリット。(以前車の修理でしばらく代車暮らしだった時iPhoneの音楽聴けなくて寂しかったのを思い出した)FMトランスミッターは音質面ではあまり期待できないけど。


FMトランスミッター機能はいらないなら、ElecomのBluetoothオーディオレシーバーAAC対応ってやつも良さそうだったな。音楽の再生やスキップをコントローラーからできるみたいだし。ただどうもBelkin社のパクリっぽい(^_^; AAC対応ってところには惹かれるのだが…。LEDイルミネーションがうざいというレビューもあるしなー。

BelkinさんがBluetooth4.0に対応した新製品出してくれたら良いのになー。