ヘッドホン沼:AKG K702 

ブログには書いてなかったですが、昨年カナル型イヤホンSENNHEISER IE 100 PRO を買った少しあとに、オーバーヘッド型ヘッドホンAKG K702を入手したのです。K271s(密閉型)は持っていたのですが、古くなってたし、開放型のいいやつが欲しくなっちゃって。密閉型の音圧がガンとくる感じも良いけど、年取ってくると聴き疲れしない自然な広がりの開放型のほうがいい。

 

で、このK702ですがヘッドホンアンプがないと音量がとりづらい。またそもそもApple Musicでも2021年から始まってるハイレゾ音源を高音質で楽しむにはDACというものが必要らしい。以上のことよりDACとアンプの両方を兼ね備えたモノを買うと良いわけだ。調べてみると各社いろいろ出ているみたい。自宅でMacから音楽を聞くために使うので持ち運びはしない予定なんだけど、あんまり場所取るものは嫌だしなぁ。ということでまず100円ライターくらいの大きさのFiiO KA3という製品を買ってみた。

 

確かに音量は得られた。しかしプレイリスト切り替えたときとかにジジッとノイズが入るし、音楽の艶がないような。うーん。他の人のレビュー見ると評判は悪くないのでハズレ個体なのか?

 

イマイチ不満に思いながらほぼ一年近く。DACヘッドホンアンプを買い直そうと決意。

 

調べてみるとどうやらifi audioってところのが良さそう。アルミボディーのZEN DACという製品(2023年2月現在33000円)が評価高い。USBバスパワーで駆動するみたいだし、大きさも持ち運びには向かないものの英語の辞書サイズくらいだし(158mm(長さ)×100mm(幅)×35mm(高さ)。

 

ちなみにこのZENシリーズ、いっぱい製品があってどれを選んだらいいか素人には分かりづらい。しかもみんな似たデザインだ。まあそれが統一感あってオシャレなんだけど。

 

よくよく調べると、ZEN DACの機能縮小版でZEN air DACというのが2022年7月に発売されてるではないか。アルミボディーではないとか、バランスケーブルでの接続ができないとか、ACアダプタ付属してないとか、削減されている部分はあるが、お値段18700円は魅力的。

 

まあ、バランス接続とか自分は多分やらないし、ACアダプタなくてもMacからUSBバスパワーで電源取れるし、素人ならこれで十分じゃないか?ということでお安いZEN air DACのほうにしました。

 

結果、音質は満足の行くものでした。ヒップホップ系R&Bなど曲によっては低音が足りないかなと思ったけどXBass+というボタン押したらいい感じでガツンときました。アルミボディーのZEN DACやもっと上位の製品と聴き比べたわけではないので当てにならない意見かも知れませんが、自分にとっては必要十分です。

 

オーディオは沼だからほどほどにしておかないとね。