もう終わりにしたい

ある患者さんのシェード(差し歯の歯の色)が合わない。ここ何回か再製を繰り返している。合わない原因を羅列してみる。


最初夜の診療室でシェードテイキングしたこと、形成量が不足していたこと(後に再形成)、ハイブリッドレジンが出せる色には限界があること、もともと透明度の高い歯質であること、歯自体が厚みがなく薄いこと、今の技工士の腕が以前の技工士より劣ること。


負担金額は増すがメタルボンドにしてもらって、私が知る中で最高の腕をもつ某技工士さんにお願いすればかなりいいものができるだろう。でも現実問題その患者さんは今の金額以上を払う気はないようだ。だから無理。


次回こそ終わりにしよう。もう納得してもらおう。