土岐麻子ライブ

東京日帰りで行ってきました。

会場は渋谷の日本青年館。午後4:50頃着いたのだが既に物販が始まっていた。白地のTシャツをGetしたところライブ後に行われるという握手会参加券が付いてきた。うあー、新幹線の時間あるから厳しいなあ。

開場までの時間を喫茶店でつぶし、5:30〜入場開始。あたりを見回すと若いカップルから熟年夫婦まで幅広い客層。ひとり客も多い。私の両隣は男性のお一人様だった。6:00開演予定が10分くらい遅れてやがて緞帳が開く。スポットを浴びて、ストライプのドレス姿の土岐さん登場。

詩の朗読から始まるという意表をついた展開。続いて新譜から「トーキョー・ドライブ」。しかしこのノリのいい曲で誰も立たない!さっきの詩の朗読で意表を突かれすぎたのかも?あるいは客の年齢層が高いせい?それともジャズも歌う土岐さんのコンサートはこれくらい大人しいのがデフォなの?(土岐さんライブ初参戦なので分からない)

三曲歌ったところで土岐さんのトーク。スティックシュガーしか食べてないというのに驚き。スタミナが心配になっちゃいます。「今日は私壊れますからみなさんも壊れてください。」とのお言葉。

また3曲ほどやってふたたびトーク。新譜HEARTBREAKIN'についての思いを語ってくれた。制作中プライベートがどん底だったという土岐さん。しかしあまり土岐さんの曲からネガティブさは感じないのだよなあ。聞き手が不快になるようなことはしない、それが土岐さんの流儀な気がする。だからこそいつ聞いても心地よいのだけど。

ここからは古い曲を…と「ロマンチック」「Skindo-Le-Le」「TALK SHOW」を。「Skindo-Le-Le」は私は知らなかったのだけどジャズの有名な曲みたい。土岐さんバージョンの音源探したけどiTunesでは出てこなかった。どこに収録されるのかしら。あと「TALK SHOW」は今回のライブでやるかなあ、どうかな、やってくれたらいいなあと思っていた曲だったので、自分的にはすごく盛り上がった。カッコ良くて大好きだわコレ。

ここらへんでお着替えタイムだったかな?赤いドレスに衣装チェンジ。また新譜からの曲をやったりして。「It Don't Mean a Thing」ではデュワデュワ♪でコール&レスポンス。楽しかった。年齢層高めの観客もだいぶほぐれた感じ。

終盤、土岐さんの曲の中で一般的には1番メジャーであろう「Gift」(シュペリエルな♪)、そして「Flamingo」で本編終了。ちなみに「Flamingo」はBest Album収録らしいが私は持ってなかったので知らなかった。しまった予習不足だった。

アンコールの拍手が鳴り、再び登場した土岐さんはTシャツ姿。ライブグッズの宣伝を入念にw行った後「Take Me Out to the Ballgame」と「僕は愛を語れない」の2曲を。


終演後は握手会に参加してると新幹線逃しそうなので残念ながら諦めて帰路へ。

結局みんな立たないもんで立ちづらく、ノリの良い曲の時も座ったままだったのが不満だが、それ以外は良かった。土岐さんの声も終盤になるほど声が出てた感じで、のびやかで良かった。TALK SHOWとかIt Don't Mean a Thingみたいな低音ベースがゴリゴリ響く曲はライブの方が迫力あって、やっぱりライブっていいなあと思った。また行きたいなあ。