カーネーション終わってしもうた

朝ドラ「カーネーション」が終わってからもうすぐ二週間経つ。

カーネーション見てた頃はつい化粧する手が止まってしまい、朝の準備が慌ただしかったのだが、今は余裕ができた。昼休みも、満喫のテレビやカーナビのテレビでできるだけ昼ネーション見るようにしてた。毎日カーネーションイラストを描いてTwitterに投稿して、フォロワーさんと感想を分かち合った。それもなくなったので昼休みにはたっぷり昼寝ができるようになった。

でも、寂しい・゚・(つД`)・゚・Twitterで何つぶやいていいか分からなくなっちゃったし。

正直、傑作だったのはやはり二宮星ちゃん&オノマチ糸子編まで。夏木糸子編はもうひとつだった。少なくとも私は夏木マリさん=糸子として馴染めないままだった。

夏木マリさんにはネームバリューもあり、主役としての華がある。しかし関西弁ネイティブでは無いことと、コメディエンヌ要素が無いことが“糸子役としては”致命的。「医龍」でやってたような役ならいいんだけど。

それでも最終回(ドラマ第一話にリンクする鮮やかな幕引きでした)は泣いたし、夏木糸子編だって毎朝かかさず見てたんですけどね。

夏木さんがもっとも糸子らしく見えたのは江波杏子さん演じる老奈津と対面するシーン。江波さんがあまりにも奈津だったので夏木さんも引っ張られて糸子らしくなったという感じ。ということは、老奈津のような過去の登場人物との絡みがもっと多ければ、夏木糸子ももっと糸子らしく見えたかも知れない。

しかし実際には、夏木編になってからは奈津と小原三姉妹以外過去の登場人物はいっさい出てこない。その4人の出番もさほど多くないし。そういう孤軍奮闘の中で糸子らしさを出していくというのは、他のどんな女優がやってもかなり難しかったのではないか。

やはりハリウッドばりの特殊メイクを使ってでも尾野真千子さんに晩年も演じてもらうべきだったか。それができないならいっそ3月3日のオノマチ最終回までで終わりにした方が良かったのではないか。

たらればになってしまうが、そういうことをつらつらと考えてしまうのもカーネーションを愛しているからこそ。傑作なのは間違いないです。今まで自分の中では「ケイゾク」がハマり度No.1だったのですが、それに並ぶ勢いです。DVD BOXもまんまとamazonでポチッてしまったし。

今のところDVD BOX1のみ届いており、少しずつおさらいネーション中なのだが、第三週くらいまではまだ「ながら見」だったから忘れているシーンも多い。いろいろ新発見しながら楽しんでいる。ちなみにDVD BOXは全三巻。夏木糸子編が含まれるBOX3は正直買うかどうか悩む。周防さん編と抱き合わせとは…むぐぐ。たぶん買うけどさ…もやもや。