ES7

Amazonで安くなっていたaudio-technicaのATH-ES7を購入。なんか最近ヘッドフォンマニアっぽくなってきた…。音質のほうは、デジタルなロックなどに合いそうな感じ。ボーカルは綺麗に聞こえるが、なんだかデジタル臭さが鼻につく気もする。なんというか、金属質な声になってるような。それと音の広がり方が立体感に乏しい(密閉型だから仕方ないか?)。


この機会に他の手持ちヘッドフォンの自分なりに評価してみる。


SENNHEISERのHD595の音はとても自然。ただし若干低音が強調されているかな。曲によってはボーカルが埋もれることがある。乾いた音で、カラッとした感じ。ロックには合うけどR&Bではもう少し粘りが欲しいと思うこともある。


AKGのK26Pはやはり籠もる。低音強すぎ。しかしこの前新幹線の中で使ってみたらすごく良かった。ボーカルも暖かみと艶があるし。ああいう騒音の中で良いバランスで鳴るように作られているということか。


SHUREのE3cはとにかくボーカルが艶があって良い。音の分離や広がり方もいい(カナルなので音場は狭いが狭いなりに立体的な広がり)。遮音性抜群で音楽に浸れる。新幹線では車掌が「切符を拝見」と声をかけてきても聞こえないくらいだ。カバンの中でかさばらないのも良い。欠点はやや低音が弱いこと、ずっとつけてると耳に圧迫感があること。


ここまでの流れからして次はAKGの上位機種あたりが欲しいところ。私の好みに合いそうな予感がする。密閉型か開放型かは悩むところ。密閉型の方が小音量でも音圧が得られる。外部の騒音が入らない。開放型は音の広がり方が自然。外の音が聞こえるので電話を聞き逃したりすることがない。開放型はHD595があるんだからAKGは密閉にするかなあ。換気扇やエアコンなど室内でも結構騒音はあるし。うち幹線道路に面してるから車の音もうるさいんだよな。


ヘッドフォン行脚は次で終わりにしたいなあ…。